宮島アントチーズのあゆみ
2005
「手みやげ開発プロジェクト」発足
広島銘菓もみじまんじゅうと並ぶ、今までにない地元のスイーツを作りたい!
という思いで集まった和洋菓子店のメンバーで、「手土産開発プロジェクト」を発足。
地元廿日市の山陽女子短期大学 食物栄養学科の先生や生徒さんに協力いただき試行錯誤を繰り返しました。
地元の特産といえば・・・・
「木工のまち」「バラ」「無花果(桝井ドーフィン)」 「宮島お砂焼き」などなど、
連想ゲームのようにぐるぐると・・・。
2006
「あん」と「チーズ」の新しい出逢い
1年にわたる試行錯誤の末、たどり着いたのが 和菓子の代表的な素材「あん」と洋菓子の代表的な素材「チーズ」。
あんは、風味の良い白小豆、チーズはオーストラリア産を厳選。
餡の甘みとチーズの酸味のバランス、口に入れた時の食感を お楽しみいただけます。
そして、宮島お砂焼きの器に入った「プレミアムスイーツ」として
誕生しました。インターネットのみの限定販売を開始し、
3個入り4,200円の高額ながら、多くのメディアに 取り上げていただき、好評をいただきました。
「無花果」と「桜」。
地元がキーワード
白餡入りチーズケーキの味のアクセントになっているのが、無花果とチェリー。
そして、廿日市市の木である桜にちなんで、サワーチェリーのピューレを使用。
地元をヒントにして、見た目にも、味わいにも、爽やかなアクセント になっています。
2007
地域に密着した手みやげとして再出発
プロジェクトメンバーの各店で、通常販売するため カップをプラスチックにした手軽に購入できる廉価版を発売し、特別な贈答のみならず、ちょっとした手みやげに利用しやすくなりました。
イベント等で、試食、販売をおこなうなど、地域に密着した手みやげとして徐々に認知され始めました。
2011
女子大生とコラボ「大福」誕生
2010年より「宮島アントチーズプロジェクト」として新メンバーをお迎えし活動開始。
更に新しい風を求めて、地元廿日市の山陽女子短期大学の学生さんとアイデアを出し合って、新バージョンを考案。
様々なアイデアがでた中で、大福に包まれたチーズケーキ 宮島アントチーズ大福が誕生。くせになるやわらかさで人気商品に。
2023
新たな連携を目指して
宮島アントチーズをきっかけにして菓子職人同士のつながりは18年目を迎えました。その間も交流は続いており、情報交換などを通じて、お互いの研鑽を進めてきました。今後は、新たなメンバーを加えて廿日市市の菓子業界全体の発展を目指して活動を続けます。